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1 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/27 18:15
題名通りです。
あまり制限の固いスレにはしたくないので、
「厨二」については広義に捉えて頂いて結構です。
・自分が厨二と思えるものなら何でも構いません。
・自作ゲームの設定や添付イラストのうpも可能です。
・多少のルール違反には目を瞑るだけの寛大な精神を持ちましょう。
・著作権に触れる設定も書き込むだけなら一向に構いません。
⇒とにかく、スレ内の雰囲気はゆる〜い感じでお願いします!
2 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/27 18:48
と、完全に個人目的で立てたスレに大仰なルールを付け足すことで正当化を試みる自分w
3 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/27 19:51
妹を愛してる
概要:簡単に言うと2.5次元で繰り広げられる物語。
Elonaと英雄伝説を混ぜ合わせて更に一捻り加えた感じのゲーム。
あらすじ:妹がエイズと呼ばれる不治の病に感染し、絶望の淵に突き落とされた主人公。
どんな病も治す蓬莱の秘薬「ノーザンブリア」の伝承をネットで知った主人公は、
MMORPG「SiS★ter Fantasia-online」の舞台である「ジアー・タイタニス」で薬を買うことに。
しかし、その相場価格は9999999Gということが判明し、
とてもじゃないが買える額ではないことを知った主人公は、
PKによってユーザーの所持Gを奪ってお金を貯めることを決意する。
【主要キャラ】
主人公 ♂ O型 憂鬱
不登校一歩手前のいじめられっ子で極めて利己的な性格の持ち主。
極度のシスコンで妹がいなければ人生が成り立たないと考えている。
闇子 ♀ AB型 憂鬱
ヤンデレ妹。主人公を病的なまでに愛しており、主人公の為なら
どんな命令でも聞いちゃう。エイズという不治の病にかかっている。
Ruko ♀ A型 優雅
ツンデレ。才色兼備で知能・戦闘力ともに優れている。
目的のためなら手段を選ばない部分が共通し、主人公と良きパートナーに。
†神凪† ♀ B型 神秘
封印されし左目を持つ一族『灼眼のルイズ』の末裔を自称するメイド。
クールな性格で厨二っぽい言動が多い。並外れた瞳力の持ち主。
ゅう☆ ♀ O型 明朗
主人公がオークションで購入した義理の妹。人と魔獣のハーフで
頭の猫耳がチャームポイント。純真だが善悪の区別が付いていない。
茉莉 ♀ A型 堅実
トンビに自殺直前まで追い込まれた家出娘。ややツンデレの気あり。
元はどこかの令嬢で考古学や魔道書の知識に堪能。
4 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/27 19:54
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トンビ ♀ O型 悪逆
Rukoのパーティメンバー。口八丁で生きてる情報屋。
性格に(かなり)難ありだが、広いパイプラインと優れた人心掌握術を持つ。
別軸で進行するストーリーの主人公的存在。実はボクっ娘だったりする。
みーや ♀ O型 慈愛
いわゆる自治厨。この世界の崩壊を誰より危ぶんでおり、
何としてでもバグを修復したいと考えている。おしとやか系の天然。
管理者とは別に独自のレジスタントを形成している。
常勝無敗のレオンハルト ♂ AB型 英雄
ネトゲ中毒。システムの裏の裏まで知ってる凄い人。
廃人御用達の戦闘経歴とポテンシャルの高さから無類の強さを誇る。
管理者の側近だったがとある事件を契機にみーやの協力者となる。
レーニン
エンジニアと呼ばれる神官職に就く考古学の専門家。
卓越した考古学の知識とこれまでの研究成果で一部では絶大な権力を誇る。
灰燐
4代目管理者。一概に管理者といっても定期的に世界のメンテナンス
をするだけのデバッガー的存在。とある現象の存在を知り…
Ainちゃん
管理者の側近。2代目の代からこの世界を観測する古参…
なのだが何故か歳をとっていない。飄々として道化じみた性格。
七篠権兵衛
かつて世界のバランスを崩壊直前にまで至らしめた悪名高いPK。
その腕を買われて現在はアク禁免除という条件で管理人の側近に。
5 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/27 22:14
ノーザンブリア
大陸中央に位置する火山の深層に眠ると云われていた幻の秘薬。
どんな病も一瞬にして治癒し、服用者を不老不死にするという伝承がある。
現在では一人の冒険者がノーザンブリアの製法を解明して量産がなされ、
9999999Gというサービス価格で売られている他、管理人がキャンペーンで100本を無料配布している。
エイズ
身体の免疫を弱める不治の病。発症源は過度の性行為によるものが殆ど。
アクアリウス
水の宝玉を多く保有している島国。政局では日和見主義的で中立の立場を貫いている。
しかし決して優柔不断という訳ではなく、変わり身の早さと危機管理能力の高さで
これまで幾多もの山場を乗り越えてきた由緒ある国。魔道を最も尊んでいる国であり、
高い生命力と魔法の知識で「まじかる★Maits」として大きく進出を遂げた。
大理石で出来た神殿に幾多の水路が流れる様子は、実に神秘的な様相を呈している。
エーテル・フォレスト
自然溢れる豊かな森の中にある共和国。別々の遊牧民族で領主がそれらの勢力を
巧妙に纏めあげている。基本的に自由奔放で秩序を重んじる雷の国とは相性が悪い。
遊牧民族の出だけあり卓越された機動力と器用さを持っている彼らだが、
他にも詩人としての一面を持っており、リュートの演奏が風に乗って流れてくるのを
頻繁に耳にすることができる。
6 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/27 22:43
スパニッシュ!
伝統と規律を重んじる先進国。雷の宝玉を最も多く保有しているこの国では、
元素エネルギーとは別に電気≠利用した開発品が数多く輸出されている。
本来は根っからの戦闘民族であり、現在の近代的な暮らしに異議を唱える者も後を絶たない。
隣国の「ぐーでんたーく」と同じく直接戦闘に重きを置いているが、こちらは素早さに傾倒している。
サイボーグやマトリョシカといった近代兵器も主にこの国より産出されている。
ぐーでんたーく
巨大な火山の穴倉を拠点としている発展途上国。国家としてはまだ成立したばかりで、
発達が極端に遅く住民は原人さながらの暮らしをしている。しかしそれを補って
有り余った戦闘力を誇っており、他国からは迂闊に手を出せない勢力として一目置かれている。
マンモス肉を始めとした豪快な料理が多く振舞われ、豊富な戦闘能力の正体は恐らく、
食事効果から得られる身体能力の増長によるものだとされている。
サン・ホライゾン
大陸の最も天上に位置する連邦国。太陽の恩恵を一番に受けており、
陰日向なく全体の調和を意識する性質とも相まって「太陽の沈まぬ国」と呼ばれている。
高い順応性と向上意識を持っており、近年では様々なことを積極的に研究している。
一部地域では萌え文化なるものが導入されており、特殊な嗜好を持つ愛好家の
間では絶大な支持を受けているとか。学力や知性を重んじる傾向が年々強くなっている。
7 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/28 22:02
茶ノ国
和風情緒あふれる風光明媚な辺境国。他の国には見られない特殊な文化が発達しており、
この国独自の作法や拳法など一味違った大陸文化を楽しむことが出来る。
全体的に温厚でのんびりとした雰囲気が漂っており、彼らはワビサビ≠竍武士道≠重んじている。
職業は何れも他の国とは一線を画したユニークさを持っており、独自文化の風潮が色濃く現れている。
各地には温泉や旅館なるものが点在しており、観光スポットとして有名な場所でもある。
アンダーグラウンド
国を追放された犯罪者が集う独立国。周囲の国からは疎まれているが、
絶対的な力によって他の国を制圧しようとする姿勢や、手段を選ばない図々しさによって
実質的にはこの国がほぼ大陸の政界を牛耳っている。自軍の犯罪者を軍隊として
フルに使い回しており、根っからの軍事国だが全体的にバランスが整っている。
闇酒場やカジノ、風俗店などの娯楽施設が林立しており、遊び人御用達の歓楽地でもある。
桃源郷
天界のどこかに位置する幻の国。強力な瞳術を有する者が数多く存在する。
その全貌は未だ謎に包まれている。
8 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/28 22:27
スキル:技術。
入手することで特定の行動・技を実行することが可能になり、
その成功率はスキル値に比例する。スキル値はスキルに関連した行動・技の発動時に上昇する。
スキル値には付属で(潜在値)というものが存在し、
潜在値はスキル値の上がりやすさ≠示している。
職業によってどのスキルの潜在値に補正がつくかが異なる。
潜在値はレベルの上昇に応じて減退し、転職することで補正値が変動する。
フィート:先天的な才能。
レベルが5の倍数に達する毎に一つ入手することが可能な他、
武器に付与されたフィートを一時的に装備者のものにすることも可能。(通称:装備効果)
気質:キャラクターの性格。
主に潜在値の補正に関連し、フィートと比べると
キャラに多大な影響を及ぼすものが多い。
http://ux.getuploader.com/motimoti/download/493/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E8%A3%85%E5%82%99%E5%8A%B9%E6%9E%9C.xls
9 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/29 00:14
魔法銃
使用者の魔力に呼応して機能する特殊な銃。ライフルやマシンガン、カービンなど
種類は様々だが、特筆点として全ての銃がリボルバー式となっている。
理由は後述の魔術回路を組むのに、シリンダーの形状が適しているから。
シリンダー
魔法銃の弾丸を込める部分。通常のリボルバーに付属しているシリンダーとは異なり、
連結部と呼ばれる魔力を流通させる為の回路が設けられている。
使用者は連結部で繋がった弾穴部分に魔力を注ぎ込むことが出来る。
尚、込められる弾丸の数や魔力回路の形状はシリンダーにより異なる。
宝玉
弾丸の材料となる宝石の欠片。魔獣に侵食されて魔都となり、
魔法銃による討伐が必要となったこの大陸ではお金と同等の価値を誇っている。
紅、蒼、黄、翠、黒、白と現時点では6種類の色が確認されており、
それぞれ含有している元素エネルギー(属性値)の性質が異なっている。
弾丸
いくつかの宝玉が特殊な元素配列で結びつくことで生成される宝石製の弾丸。
作ること自体は容易であり、僅かな魔力で幾つも既存の弾丸を複製できる。
しかし、オリジナル弾丸の開発・改造は現時点でも未だ困難を極める状態にあり、
洗練された工学スキルと多くの時間を費やさなければ生成は不可能と言われる。
鉱物が地中に存在する不可思議なエネルギーを受けることで生成されるものであり、
土中や鉱石などから発掘して得るのが本来的なオリジナル弾丸入手法である。
弾丸には使用者の潜在力を増長させる力が込められているが、
玉石混交で一概に全ての効果が装備者にプラスの作用をもたらすとは限らない。
10 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/29 00:16
魔法弾
銃の中に込められた弾丸を、エネルギーによって合成した際に作られる弾。
合成材料の弾丸にエネルギーを注ぎ込めば容易に生成することが出来る。
合成された弾は使用者のエネルギーを吸収・拡散させる性質を持ち、
使いたい魔法をイメージすることでその魔法を弾の中へ込めることが出来る。
魔法弾は着弾・風化時に四散し、込められた魔法が一気に外へと解放される。
属性値
使用者が魔法を込める際に必要な元素のエネルギー。
魔法は本来、使用者のエネルギーを消費して作用するものだが、
魔力を強大な魔力を持つ者が減りつつある昨今では使用に何かしら
外的なエネルギー、即ち元素の力が必要不可欠となる。
宝石製の物質は元素の力を特に多く含有しており、魔力が不足した者でも
容易に魔法を使えるよう補助するには充分な逸材といえる。
11 : 式波・アスカ・ラングレー: 2012/05/29 06:43
糞スレ&無駄スレ乙
以下sage
12 : 第2の月◆LhaAcq/ez/I: 2012/05/29 22:44
13 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/30 18:35
諸事情でスマホより投稿。一時保存。
★説明書用テキスト
●キャラメイク
キャラメイクでは、一連の選択を通して主人公及び仲間の初期ステータスを決定付けます。
仲間の職業は雇用時に選ぶことができ、それによってスキルの潜在値や使えるクラフトが異なります。
スキルの成長速度は潜在値によって決まるので、慎重に吟味した方が良いでしょう。
転職によって後天的に潜在値の補正を変動させたり、新たなクラフトを習得できます。
ただし転職にはリスクを伴う他、レベルの上昇に応じて潜在値が減退していくことも頭に入れておきましょう。
フィートはキャラクターが元来持っている性質を示しています。これについては、レベルの上昇に従っていくらでも入手可能ですが、便利なものを選んでおけば、序盤を楽に乗り切れるでしょう。
14 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/05/31 16:39
スマホで書いたものを一時保存。
●装備と装備効果
キャラクターの装備には以下の部位が存在します。
銃…キャラクターの武器です。キャラのステータス、射程補正、装備効果に影響します。
シリンダー…銃に付属したシリンダーです。銃によって装備できるシリンダーの種類が異なります。魔術回路の形に影響します。
弾丸…シリンダーに込める弾丸です。シリンダーによって装備できる弾丸の数や種類が異なります。キャラの装備効果、属性値に影響します。
防具…キャラの戦闘用防具です。キャラのステータス、装備効果に影響します。
装備には装備効果と呼ばれるものが付随していて、
15 : 式波・アスカ・ラングレー: 2012/05/31 17:23
ななしぃ◆825SCQRn8C6
は通報しとく
16 : 神様◆503edIPSnl6:URL: 2012/05/31 22:42
17 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/06/01 23:45
くろすけさんにsage機能の実装を申請した方が良いでしょうかねぇ…。
武器、防具はそれぞれ独自のステータスを持っています。
+STR…攻撃力の補正値です。
+DEX…命中率の補正値です。
+DEF…防御力の補正値です。
+AGI…回避力の補正値です。
kg…装備が持っている重量です。
装備重量がとある一定の値を超過すると、キャラのSPDが大幅に低下し、戦闘に大きく支障がでることも把握しておきましょう。尚、装備重量の上限はスキル[重量挙げ]に比例します。
●装備効果
武器、防具、弾丸には装備効果と呼ばれるフィートと類似した効果が付いているものがあります。装備者は一時的にその恩恵を受けることができます。
装備効果には効果の強さに応じて段階が設けられており、その目安は左の数値で知ることができます。異なる部位で効果が重複した場合、その部位同士で段階の数値が加算されます。
例外として、[重複不可]と記載された効果は、同系統の効果を一人に複数もたらすことが出来ない仕様となっています。
●武器の合成
武器、防具は鍛治屋などで合成できます。合成には素体となる装備と合成材料の装備の二つが必要となります。
合成後、装備のステータスは素体のものが引き継がれ、装備効果は二種が持っていたものが統合されます。その際に同一の効果は段階が加算されます。
装備の合成は失敗する可能性もあり、その際は合成材料となった装備が消失してしまいます。
合成された装備には名称の右に(+数値)と添付され、数値の部分には合成された回数が入ります。合成の成功率は合成回数が重なる毎に減少し、最大で5回まで合成できます。
●属性値と魔術回路
18 : 神様◆503edIPSnl6: 2012/06/01 23:49
>>17sage機能は欲しいかもしれないです。
あと荒らしは気にスンナ
19 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/06/02 17:37
スマホで書き溜め。
●属性値と魔術回路(シリンダー)
弾丸はシリンダー型の魔術回路の中に装填でき、一つ一つが固有の属性を持っています。
弾丸によって持っている属性の種類(炎、水、地、風など)とその組み合わせ、強さが異なり、そのバリエーションは無数に存在します。
弾丸が持っている属性は装備効果の参照時に調べることができます。弾丸が持っている属性の合計値は[属性値]と呼ばれ、それによって使える魔法の種類が決まります。
属性値の算出方は魔術回路の形で決まります。シリンダーには連結部(ライン)と呼ばれる穴があり、その横穴で繋がった部分同士で属性値が合算されます。
また、シリンダーの種類によって、どの大きさの弾を込められるかが決まっていることも知っておきましょう。
20 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/06/03 16:23
21 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/06/03 21:36
22 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/06/06 17:10
ルール追加
●弾丸と装填
戦闘時、シリンダー内の弾を全て使い果たすと、自動で弾が装填されます。
その際にシリンダーに補充される弾が消費され、底を尽きるとキャラは攻撃手段を失ってしまいます。
そんな事態を防ぐには、未然に宝石店などで宝玉を入手しておく必要があります。宝玉とは、弾丸の原料となる鉱物の欠片のことで、宝石店以外でも様々な手段で手に入れることができます。
宝石には魔法と同様、7つの属性(炎、水、風、地、雷、聖、冥)があり、弾丸射出時や魔法を使用したとき、魔法属性の必殺技を使用したときに、対応した属性値分消費されます。
持てる宝玉の量には上限があり、一属性につき999個の宝玉が所持できます。宝玉は錬金術の材料にも使われるので、多めに所持しておいて損はないでしょう。
23 : 名無し: 2012/06/08 13:38
>>22よくも一人でこんなに書き込めたものだな・・・
24 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/06/18 23:12
25 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/07/17 15:33
夏の嵐は突如として人々の前に顕現した。
ーーーここはどこ?
夢か幻か現世(うつつよ)か、はたまた遠い夢のそのまた向う側なのだろう。
幾度となく倒錯と認識を繰り返した末、少年はそんな結論を見出した。
眼前の風景にはもはや、「日常」というありふれた単語はどこにも存在しなかった。
「綺麗だ…」
開口一番に口から漏れ出た言葉には、微かな重みさえ感じられた。
閑散とした白の牢獄(にちじょう)から抜け出た時の感動は、
きっと今の少年にとって何事にも変えられないもなのだろう。
「ーーーココハ夢?現世?
ーーーードウカ貴女ニ幸セヲ。」
背後から引っ掻くような声が聞こえた気がした。
少年は暗に言葉を待ち受ける。しかし言葉は返らない。
ーーーなるほど、そういうことか。
少年は心の深層で何かを受け入れると同時に、ちょっとした諦観主義をアタマの中で展開させた。
猫が嫌味ったらしく嗤った気がした。
26 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/07/18 14:33
みずいろ
http://boschvos.com/img.php?filename=d_13580_1_1342397773.png年齢:16
性別:女
髪:水色
瞳:瑠璃色
肌の色:薄めの肌色
身長:159cm
一人称:私
青いワンピースがお気に入り。
戦闘の時以外は常に目を閉じている。
誕生日:4/15
血液型:O型
星座:おうし座
戦闘スタイル
包丁を駆使した我流の剣術。
戦闘力は一言でいえば半端ない。
性格
常に敬語を使って話す。
ずっと一軒家の一室で育ってきた、
文字通りの箱入り娘で外界の常識には疎い。
穏やかではあるがサバサバして冷淡な性格。
自分の境遇に関してはかなり割り切った考え方を有している。
「中に…誰もいませんよ?」が口癖。
前述の割り切った思考故に善悪観がなく、
生き物を殺すことに躊躇いがない。
戦闘時は瞳から光が消え去り、好戦的で苛烈な性格になる。(トランス状態)
一旦トランス状態に入ると標的を殺すまで止まらなくなるが、
物語が進むに連れて次第に力を制御できるようになっていく。
妄想癖が常人のそれを遥かに超越しており、
ロウソクをじっと見つめていると脳内妄想の世界
(主人公が引きずり込まれた世界)へとオーバーフローできる。
世界の一部ではみずいろの内面や過去が何かしらの形で
間接的に表現されており、
本人がショックを受けて脳内世界から強制離脱することも有り得る。
幼少時に両親を殺めてしまった過去があり、
現在はショックによりその記憶を消失している。
が、戦闘を重ねるに連れて徐々にその記憶を蘇らせていく。
戦闘中、稀にその時の記憶の一部を思い出して嘔吐する。
色盲症を患っており色の識別ができにくいが、
赤と水色だけは正常に認識できる。
27 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/07/18 14:39
しおんさんが考案したキャラクターです。
ケルフィ
http://boschvos.com/img.php?filename=d_13589_1_1342429063.jpg(左がケルフィ)
年齢:14
性別:女
髪色は白。
瞳は青。
肌の色:白に近い肌色。
身長:153cm
一人称:自分の名前
尻尾が生えている。
母親が人間で、父親がケモノ。
誕生日:7/29
血液型:AB型
星座:しし座
戦闘スタイル
蹴りを中心とした体術。
性格
寡黙で理知的な性格。
言葉の代替として表情で感情を示すことが多い。
しかし決してネガティブという訳ではなく、
基本的にプラス思考で自分なりの考えを確立している。
尻尾を触られると「・・・//」と言って嫌がる。
ケモノである自分にコンプレックスを抱いており、
そのことを揶揄されるのを極端に嫌う。
ケモノと人間の間に生まれた存在。
人間からも否定され、ケモノからも否定される。
呪われた血族。
唯一信じれるのは仲間だけ(まだ決まってないけど;)
幼い頃に自身の母親が殺められる瞬間を目撃しており、
その反動で人を傷付けることを嫌う。
幼少時のトラウマから生じる恐怖心により、
戦闘中に僅かな隙が出来てしまう。
興奮状態が極限にまで達した際、瞳の色が金色に変貌する。
瞳が金色になった時、感情が消え去り殺人マシーンと化す。
ただし人を傷付けることを嫌う、という考えは残っているため、
血の涙を流しながら戦う。
頭のネコミミがネックになりそうな予感。
主人公が生前に抱いていたコンプレックスが具現化した姿かもしれない。
28 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/07/19 18:03
共同制作用のストーリーを一時保存。
途中で切れてるのは仕様です()
邂逅編(みずいろ)
夢の中を渡り歩いて一体何日が過ぎ去っただろう。
辺り一面に広がる風景に精神が摩耗し、
いつしか少年の感覚は賑やかに麻痺していった。
転がり落ちているのは誰かの死体、眼球、腕、生首。
今まで少年は、見る者に狂気を抱かせるような風景の数々に出会ってきたが、
中でもこれは格別に不快な光景だった。
肉の焼け焦げたような臭いが鼻腔を突き刺す。
「あなたはだあれ?」
「君は…。こんな所にいて心が荒まないのかい。
29 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/07/20 01:31
共同制作ゲーム用のシナリオ。
しおんさんのキャラクターを使用させて貰いました。
今回も歌詞調のシナリオです。
中盤は特に歌詞具合に拍車がかかっております;;
これは文章って言えるのだろうか。
Persona Alice
ケルフィ(邂逅編)
夢の中を渡り歩いて一体何日が過ぎ去っただろう。
辺り一面に広がる風景に精神が摩耗し、
いつしか少年の感覚は賑やかに麻痺していった。
―――にしても拉致が開かないな。
夢にも関わらず一向に醒める気配がないし、
一体、俺にどうしろというんだ?
無造作に広がり続ける幻想風景に耐え兼ねて、
彼の心情はやがて困惑の色を見せるようになっていた。
ゆらりとゆらめく陽炎に当てられ、くらりと頭を半濁させる。
朦朧とした意識を奮い立たせて少年は辛うじて麓の灯台へ足を踏み入れる。
蔦が巻く灯台の上、今にも消え入りそうな声で呼びかけられた気がして。
遠くから鳴った声に従ってひたすら歩き続ける。
気付くと光が一点も差さない森の中、黒色の湖畔に踏み入っていた。
・
・
・
ふと湖畔の隅っこで一人、ポツンと蹲って泣いている少女が目に入った。
妙に不安感を抱かせる背中に眼が眩み、俺は声を掛けずにはいられなくなった。
何だろうか、かつて病弱な体のせいで心無い差別を受けた自分と
同じ印象を受けたのかもしれない。
「君はどうして泣いているんだ」
「そこに、あなたが、居るから。」
「俺はここに居たらいけないのか…。」
「そう…あなたも、ケルフィのこと、軽蔑する。」
30 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/07/20 01:32
その少女は自分の顔を隠して見せようとしない。
瞬時に何かしらの事情があることを察した俺は、それを意にも介さずに
必死で安い言葉を掛け続ける。これ以上、誰かを見捨てて堪る物か。
そんな一心だった。
「そんなのは関係ない。
人の心を持ち続けている限り、君は君だよ。
それに…その猫耳、とっても可愛いじゃないか。」
なんて、ちょっと安すぎただろうか。
心中で自分の言葉に失笑しつつ、少年はケルフィの返答を待ち受けた。
「本当に…?ケルフィのこと、認めてくれるの?」
ケルフィは怯えたような表情で俺を一瞥すると、
またすぐに湖水の底へと目を落とす。
怯えた表情にはどこかあどけなささえ残っていて。
可愛い…本当に。
「ああ、本当だよ。どんな事情があるかは知らないけど、
俺は君を見捨てたりなんかしないよ、絶対に。」
「お願いだから、二人きりにさせて…」
二人きり…?一瞬言葉の意味を理解し兼ねた俺の目前に、
それ≠ヘこれでもかというほど顕著に姿を現した。
「ハローハロー、ずっとその時を待っていたよ」
湖水の向こう側にはもう一人のケルフィ…に似た影。
彼女の閉じた心の顕現がひたすら誘惑をする。
固執化した考えはやがて彼女を湖の底へ縛り付け、
もう一人のケルフィを生み出してしまったのだろうか。
やがて影はケルフィの心を喰らいつくさんと魔手を伸ばし…
to be continued...
ここで戦闘に突入って展開に仕立ててみました。
31 : p: 2012/07/20 12:04
頑張るねw
32 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/07/20 14:59
Alice in the wonder land
みずいろ(邂逅編)
・
・
・
湖畔の森の更に奥、真っ暗闇が広がる真空に彼女はいた。
「あなたはだあれ?」
そう問い掛けてきたのは青い地の上に出鱈目に広がる、赤い斑点もようのワンピースを纏った少女だった。
手に握られた包丁には赤くドロリとした液体が滴り、
事の猟奇性を際立たせている。
その上には純朴な笑顔を浮かべる少女の顔。
笑顔。 笑顔。 笑顔。
ひたすら笑顔だった。
「よく分からない。気が付けばここに居たんだ。」
「そう…あなたも導かれたんですね。」
「ここはどこなんだ?」
「ここは夢の世界。あなたも私ももう夢の虜なのです。」
これ見よがしに胸を張って話す少女からは、しかし全く
安堵感を得ることができず、俺は何か不気味な物に
遭遇してしまったかのような怖気に全身を支配された。
「…大丈夫。」
そう言うが早いか否か、みずいろは俺に向けて抱擁を交わしてきた。
「なっ…//」
暖かい。
「あなたも一緒に行きませんか。こんな月の綺麗な夜ですもの。
きっと何かを得られるに違いないわ。」
33 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/08/22 04:09
今後も麻酔を使わざるを得ない局面に相対するかもしれない…。
或いは、彼女であればみずいろ様に対抗できるかもしれない――。
そんな淡い期待を抱いた俺は、敢えて麻酔を使わず傍観に終始することを選択した。
「あなたは何が目的で彼を誘惑するの…?どうして…どうしていつも」
「私の愛の邪魔をする存在が現れるの?ねぇ、どうして…?」
吐露されていく感情を抑えきれず、
ついにみずいろ様は眼に涙を溜めながらへたりとその場に座り込んでしまった。
彼女が折れるという珍しい現象に俺は目を瞬かせ、
次点で気を抜かず慎重にゴスロリ少女の出方を窺う。
「別に…あたしは邪魔なんてしてないし…そもそもアイツには興味ない…。」
「ただ研究所を出て行くように要求されただけ…。」
「お前の言うことなんて信用できる筈がない…
証拠は?証拠を見せなさいよ!!!!!!!」
怒号と共に立ち上がり、臨戦態勢へと持ち直したみずいろ様は、
再度ゴスロリ少女に向けてナイフでの刺突を繰り出す素振りを見せる。
瞬時にそれを見切った俺は流石に持ち堪えるのは無理かもしれない
という余念に気を奪われ、ついに傍観という選択を破棄するに至った。
「その話は本当だ!彼女はこの研究所の原住民で
…別に俺に対して何かをした訳でもない…。
ただ、死体を見ると気分を害しそうだから止めただけだ。
だから君の好きにすれば良いさ。生かすも殺すも君次第だ。」
34 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/08/22 04:10
「そうですか…本当にそうなのね?」
彼女はゴスロリ少女を無視して俺に確認を取る。無論、俺は有無を言わずに首肯する。
―――交渉決裂だ。
「彼女は見たところ、君とある程度渡り合えるだけの戦闘力は持っていると思う。
食糧捕獲要員として生かして置いても、損は無いんじゃないかな?」
「あなたがそう言うなら
…でも、彼女が不穏な行動を起こしたらすぐに言ってくださいね…?」
「ちゃんと殺しますので。」
俺は真顔で物騒なことを口走るみずいろ様に内心で狂気を感じつつ、
あの時の二の舞を踏まずに済んだことへ無償の喜びを覚えた。
―――本当に…良かった。
「ふーん…で、これからどうするの?」
「君には俺とみずいろ様の護衛役として付き添ってもらう…それで良いね?」
「そういえばまだ名前を聞いていなかったな…君という呼び名では識別がしにくい。」
「…カンタレラ。あたしの名前…。」
* * *
カンタレラの要望によって俺たちは一晩を研究所内で明かした。
何でも今一度毒薬の調合をしておきたい、
とのことで今後の戦闘に大きく影響するらしい。
「何をやっているんだ…?」
「…毒薬の味見。」
「そ、そうか…。」
カンタレラは仲間になって間もないとは言え、謎に満ちた部分も多く
容易にみずいろ様の信用を得られるタイプでは無さそうだった。
いつみずいろ様に生命を絶たれるかも分からないこの状況…
心の奥底に隠匿されていた不安が再び姿を表す…。
「カンタレラ…ちょっと君に相談があるんだけど…」
35 : ななしぃ◆825SCQRn8C6: 2012/08/22 04:12
選択肢 カンタレラと研究所を脱走する →カンタレラルートへ
カンタレラに麻酔針を渡す →好感度-1
カンタレラに麻酔の調合を頼む →好感度-2
俺は彼女に麻酔の調合を依頼することにした。
言うまでもなく暴走したみずいろ様を止める為だ。
「ふーん…確かにアレを暴走させたら惨事どころの騒ぎでは済まないわね…いいわ」
こうして俺は一つの呪いを生み出した…。物語の歪みを凄惨(せいさん)する歯車は今、
ゆっくりと、しかし着実に音を立てて回りだす――。狂狂(クルクル)と、狂狂と――。
36 : k: 2012/08/27 17:29
名前 破壊神アッサム
HP 9999999999
MP 9999999999
Str 9999
Def 9999
Mag 1
Spe 1
Hit 9999
必殺技 アストロメガドリッシュビーム(甲1類)
37 : あげ: 2012/09/17 14:27
age上げ
38 : ななしぃ◆825SCQRn8C6:URL: 2012/12/16 20:26
ふぃー、まだ生き残ってて良かったです。
今まではボシュボスという一つの媒体のみで活動していましたが、
諸目的で(主に宣伝目的の為)ここやツイッター、
ハンゲームなどでも活動を開始したいと思います。
39 : マグロ: 2013/11/05 23:05
この中二設定、参考にさせてもらう
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