2 : 時の旅人◆IRyn7gjA4BU: 2011/10/28 22:58
これは俺が小学6年の時の話です。
小学生生活も残すは卒業式のみとなった。
歴代卒業生は殆ど泣くと噂なのだが、最初は卒業式なんかで泣くものか、と思っていた。
そして式が始まり、俺達は体育館にぞろぞろと入場して行った。
まず初めの言葉、次に祝辞等とても長い先生方の話が始まった。
正直この時は「まじでこんなので皆泣いてたの?ww」って思ってた。
そして在校生達の出し物も終った。この時は、少し泣く人がいた。俺も少し目頭が熱くなった、が泣かなかった。
卒業式も終わりの言葉になり、長い卒業式が終った。
俺は泣かなかった。でも周りは多数泣いてた。
正直、俺もあと少しで泣く所だったわ。
卒業式も写真撮影も終わったし、帰ろーぜーってなったとき、先生が俺を読んだ。
先生にはよく怒られた。しかし結構仲が良かった。
俺は比較的成績悪い方だからまた何か怒られるかな、と思ってた。
しかし、先生は涙声でこう言った。
「お前は6年の初めから終りまで凄く成長した。この調子で中学校も頑張ってくれよ!先生、応援してるからな!」
俺は泣いた。そして先生の胸に抱きついた。とその時、先生も泣いた。
あの日からもう約2年。
俺は中学校で最後の先生の言葉を思い出しながら充実した日々を送っている。
いい話か分からんが、取り敢えず俺の実際体験した事だから。
感想くれたら嬉しいな。